パキスタン絨毯の有名産地

ラホール  Lahore

パキスタンとは清浄なる国土の意。 唯一絶対の神アラーを信奉したイスラム教がこの地に根づいたのは、14世紀の頃。16世紀、草原の覇者チムールの子孫ハベルがムガール帝国を築くに至って、インダス川流域は完全なイスラム圏となった。
パキスタンの絨毯は、ムガール朝のアクパル大帝が、ベルシアのイスファハーンから織匠を招いて王宮用の敷物をラホールの宮廷工房で製織させたのがその始まりと伝えられ、今日のパキスタン絨毯は、これを伝習したものと言われる。

ラホール博物館